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6月に起こるジャズ・アルトサクソフォーン奏者、作曲家 寺久保エレナワールド


寺久保エレナさん。最近よく聞く名前なのでちょいと調べてみた。

1992年4月生まれ。弱冠20歳だよ。
別名北のチャーリーパーカーと呼ばれている。
アルトサックスではチャーリーパーカーと渡辺貞夫さんに影響を受ける。

2002年、10歳の時にチャーリーパーカーの本を読み、ジャズに目覚めたようですね。
何と早熟ですね。うちの師匠は中学生のころって言ってたから似たようなものか。
 

2005年に最年少(13歳)でボストン・バークリー・アワードを受賞。

2009年高校2年時(17歳)ボストンバークリー音楽院サマープログラム「JAZZ WORK SHOP」に日本人として初めて選抜される。 

 2010年デビューアルバム「ノースバード」を「ケニーバロンpf」「クリスチャン・マクブライド bass」らとともにニューヨークで収録。

6月にキングレコードからリリース。

ノースバードより YES OR NO  寺久保 エレナ 

 同アルバムより BLACK NARCISSUS  寺久保エレナ

 

 

同アルバムより MY FOOLISH HEART 寺久保エレナ

  

2010年9月に東京JAZZ 2010 のステージに立ち、とてつもない新人として驚異の喝采を浴びた。

Playback Tokyo Jazz 2010 Part 2 1/2

  
 

2011年3月高等学校卒業。

2011年Ron Carter(bass)らを迎えて、再びニューヨークでレコーディング「ニューヨーク・アティテュード」を発表。

 FM:Session2011  2011.07.17NHKふれあいホールで収録 
2011.06.09寺久保エレナ <Erena Terakubo>(as) 片倉真由子 <Mayuko Katakura>(p) 井上陽介 <Yousuke Inoue>(b) 大坂昌彦 <Masahiko Oosaka>(ds)
 

  

2011年9月からはバークリー音楽大学へ本格留学のために渡米して今に至るわけです。ボストン在住。 

 

2012年現在の寺久保さんはクルクルした髪型で他のアジア人と区別をされるように努力?してます。
バークリー音楽大学の前期から後期に入り、先生は総入れ替えしたらしいです。
向こうでは至極当たり前のことらしいですが。
 

テリリンキャリンとかハル・クルックなど厳しい先生が沢山いて大変と漏らしていました。
ハル・クルック先生はフィル・ウッズのトロンボーン奏者をやっていた人で
フレーズを作るのに一杯の音でソロを作るんじゃなくて、少ない音でいいソロを取る練習をさせてもらってるらしい。
 

日本では絶対にない類の練習だよって。
 

2012年6月にハリウッド・ボウルでプレイボーイ・ジャズフェスティバルという世界的に有名なフェスティバルに出演予定。
先生のテリリン・キャリントンが紹介してくれて出演が決定したらしい。
 

自分で作った人脈で得た大きなチャンスに寺久保エレナさんは燃えています。
とにかくバンドに呑み込まれないように、自分の音楽をそこに作り上げたいと意欲の程を語ってくれました。
 

今度日本で演奏するときには今までとは全く違ったプレイを楽しみにしていてねという伝言です。 

 寺久保エレナさん自身のブログです。寺久保エレナ

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