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アンブシュアについて


超初心者であるがゆえに、基本的な言葉の意味さえ、レッスンで使われながらも理解が今ひとつというのが正直なところです。例えば 「アンブシュア」について調べてみました。
言葉の意味は、フランス語の「embouchure]を英語読みにしたもの。マウスピースを囲む唇の形、口のまわりの筋肉の状態、口の中の舌や歯の位置のことを意味します。

要点は次の通り

1.上歯をマウスピースのあたりに固定させるか?(アルトではマウスピースの先端から1センチ前後が大体の目安。)

2.上あごに対して下あごをどの位置にするか?(上と下の破列をそろえる。または下の歯列をわずかに後ろへずらせるのが標準的。

3.マウスピースを囲む筋肉の圧力は、総ての方向からマウスピースの中心へ向ける。

4.喉は「あくび」をするように開き、口の中全体を広く豊かな上体に保つ。ただしほほを膨らませない。上唇と歯茎の間に空気がたまらないように。

5.マウスピースを上歯の方へ押し上げるようにする。

6.マウスピースが口の中に入る角度に注意すること。吊り紐が長すぎて顎を引きつける状態になっていること、結果的にリードを下唇に押し付けることになり、音の響きが損なわれやすい。

7.アンブシュアの圧力を音域によって変えない事。高音域で締め付け、低音域でゆるめるような悪い例が多いので注意しましょう。

img168

引用)  http://homepage.mac.com/dodekachordon
/kazudai/qa/qa/006.html

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アンプシュアを更に調べる

< アンブシュア >
アンブシュア=楽器を吹くための身体(主に口の周囲)の使い方
1.上の歯をマッピの天井にしっかりと当てる。それと右親指とで上下からしっかりと楽器を挟み込む。

 *くわえる深さ:マッピ(マウスピース)の天井の段差に人差し指(大人は小指)を置き、それに唇が軽く触れる程度が標準。
天井に段差の無いマッピもあります。先端から1~1.5cmの間で試行錯誤して適当な場所を見つけましょう。
深すぎると息がすぐ無くなり、浅すぎると息苦しくなります。

 *上の歯茎が弱い人はあまり強く当てなくてもよいです。
上手にコントロールできるようになるまでに他の人より時間がかかりますが、慌てないように。
ただし、口の中でマッピが前後しないように3点支持をしっかりとしましょう。

 *下顎を少し突き出し、正面を向いたときに上下の歯が前後にほぼ揃う位置にしましょう。
(個人差はありますので、様々にトライして自分にとって一番楽に息が楽器に入り、リードに無駄な圧力がかからないポイントをみつけましょう。)

2.「Woo」=口笛を吹くときの口。←外から見える唇の形。不満を言う時の突き出した唇です。
そこにマッピを滑り込ませると摩擦によって下唇が軽く内側に押し込まれて唇が歯に密着しつつも、歯とリードの間にクッションができます。決して!下唇を巻き込まないように。音が貧弱になり、柔軟なコントロールが全く失われます。

 *これはファットリップと言われる奏法。対してスィンリップという下唇を巻き込む方法もありますが、楽器を効率良く鳴らしたり、その人独自の「佳い音」の見つけやすさ、柔軟な表現などのためにはファットリップをオススメします。
ロングトーンの項にてより詳しい注釈を書いておきました。御参照あれ。

3.「お」← 口の中の形。舌の先端が口の中で下に押し下げられ上口蓋(口の中の天井)は上がります。
口全体を縦に拡げるイメージです。

 *上の歯はマッピに当たっているが、下の歯は出来る限りマッピから離す。
それと「Woo」の唇とが合わさって、下唇のクッションがタップリになり、リードが自由に振動できます。

 *第1オクターブは「お」ですが第2オクターブ下半分は「え」、上半分は「い」、第3オクターブは「sh」となります。厳密には一音ずつ全て違いますが、大体そんな感じです。第2オクターブのG&G#がゲロゲロ言う場合(=オクターブ下の音が混じってしまう時)は「イとウの中間=ドイツ語のウムラウト」で密度の濃い息を力強く押し込むつもりで。
とは言え、いずれにせよリードに必要以上の圧力をかけないように心がけることに変わりはありません。唇はいつも「Woo」です。

4.「アクビ」← 喉の状態。
原則です。これも音域と求める音色によって様々な可能性があります。

5.胸は常に高く。肋骨を拡げ続けるわけです。
上半身の上半分が、大きな丸天井の鳥かごになったようなイメージで。
楽器と同じあるいはその整数倍の容積の共鳴する空間が身体側にあって初めて、佳い響きが生まれます。

6.「顎(アゴ)で噛む力」は必要以上には加えない、絶対に!
「Woo」で空気が漏れなければそれで充分。

☆それらを確実に身につけるエクササイズは実践編にて紹介します。

 

写真の右側の口を横に引いている状態に近いかもしれない。それは次の記事を誤解したことが原因かも知れない。

http://saxer.blog119.fc2.com/blog-category-19.html

サックスのアンプッシャーではこの笑筋の使い方が一番重要です。笑筋を使うには鏡の前でニコッとしてみてください。そうすると横に引っ張る筋肉がある。それが笑筋です

これだけ読むと、写真の右の誤った咥え方になりそうだから、要注意。

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