サックス入門者に守ってほしい基本中の基本①
サックスに初めて触れるという入門者のあなたに、守ってほしいポイントを書きます。
ここに書くこと以外にも色々あるでしょうが、意外と経験者でもやってなかったりすることがあります。
是非これを読んだあなたに実行してもらうことでより効率的に練習ができるでしょう。
サックスを大事に長持ちさせることができます。
①まず、最初の音だしですが、マウスピースだけを吹くよりも、ネックにマウスピースを取り付けて吹いてみましょう。
なぜなら息をいれたときに抵抗を感じることで空気を出す感覚を感じやすいからです。
いきなり楽器をフルセットで吹こうとしても音が出にくいので、ネックに取り付けて 音だしをします。
時間的には少しで良いでしょう。
その時に以前記事にしたマウスピースの入射角(口に入れる角度)などを徐々に参考にしてみてください。
②ネックを曲げないように扱う:マウスピースを入れる時は、ネック部分はマウスピースを差し込む近くを持つ。
また、ネックを握って上から押し付けたりすると、曲がってしまうので注意しましょう。円筒形の断面が楕円形になってしまい空気の通りが変わってしまいます。
③リードをつける時にはリードを水につけて(短時間)湿らせてからつける。(口に入れて唾液で湿らせたりもしますが)
乾燥していると充分に振動しないからです。
④マウスピースにリードをセッティングするときに、リガチャを逆に締めていることがあるので注意。
上留めと下留めのリガチャがあるので間違える可能性があります。
そんなとき、ネジが右にくるようにすることを覚えていると間違えることは無い。
逆に締めるとリードの振動に影響がある。
⑤リガチャのネジはネックに近い方を少し強く締めるが、締めすぎるとネジの締め付けが効かなくなってくることがある。
口に近い方のネジはネック側ほどには締めないようにする。
もちろんリガチャ、マウスピース、リードは全て大事に扱いましょう。
⑥リードをつけたままでマウスピースケースにいれる。
リガチャの変形を防ぐためです。もちろん使わなくなったリードを使ってくださいね。
それでは次回もこの入門者の基本のキのテーマで続きを書きます。
それではまた。