宮田さんよりリード調整に関する貴重なPDFが送られてきました
野町先生と花井先生の研究成果をPDFでいただく
さて先日より、リード調整のことを書いていますが、
前回の記事の中の宮田さんの記事を読まれた方はわかると思いますが、
高知クラリネット教会の野町正之先生がおられます。
シングルリード研究室の花井 宏維氏がリード測定機器をつくるべく長年研究し特許をとられたのがリードマイスターです。
野町氏がその成果をPDFにして、なんと、なんと、なんと無料で配布されているんですね。
さっそく送ってもらいました。
内容は私のような初心者にすべて理解できるわけじゃないんですが、30数ページにわたる、内容の濃いものでした。
そのなかで試作品としてリードのどこをどうすれば鳴るようになるのかパソコンと先生が開発された機器でいとも簡単に
素晴らしく鳴るリードができあがるという製品があったのです。
はずれリードが驚愕の変身 このサイトを見てください。
すでに商品化されているので、個人では購入できるレベルではないんですが、世の中には凄い人がいるもんだな~と
改めて思い知らされます。
このような機器ですが、これとパソコンをセットすると吹かなくてもリードが調整できるという優れもの。
大量のリードを消費する団体なら一台あっても一年もあれば元はとれるんじゃないかなあ。
それとカッターナイフではなくて、もっと小さなアートナイフのほうが切りやすいこともわかった。
アートナイフってこんなもの。見たことあるでしょ?
リードをガラス板(アクリル板のほうが割れなくてよいかも)に当てて、光に透かして(LEDライトで十分)左右対称に影の濃い部分ができているかどうかを
確認する。影になっているのは維管束なので厚いと影が濃くなる。ここを維管束に沿って何か所かカットする。
まだ自分でやっていないので、曖昧な書き方になるけれど、野町先生のPDFの中に書いてあるので、実際にやってみたらまたアップします。
次回は良い音を出すためのヒントを知識として得たので、色々吹いてみて記事にしたいと考えています。