「TEQUILA MOON」で2008年に鮮烈デビューしたジェシーJ
視聴⇒ Tequila Moon
日本では知名度は低いジェシーJはアメリカでは人気サックス奏者。初来日公演が2012年12月に東京丸の内名門ジャズハウス「コットンクラブ」で行われた。
ロサンゼルスの南カリフォルニア大学でジャズの勉強に没頭。高校時代にシャーリーパークから、彼が教えている南カリフォルニア大学に誘われた。
大学時代には、ラテンやサルサ、ヒーリングミュージックもプレイしたり、ロサンゼルスならではの映画音楽やテレビ番組用の音楽にも興味を持ち、とにかくいろんな音楽でサックスを吹いてきたジェシーJ.
サックスは小学3年生の時から吹いている。彼女はサックスに人間の温かみをとっても感じている。音楽の先生からサックスのサウンドを聞くなら、ジャズを聴きなさいと勧められたのが彼女とジャズの出会い。
彼女はコンテンポラリージャズよりもトラディショナルジャズを勧められ、
キャノンボールアダレイ、チャーリー・パーカー、ジョンコルトレーンを聴きまくった。彼女の憧れでもありアイデアの源でもあるキャノンボール・アダレイ。15歳でプロになろうと決意。
ジェシカ・シンプソンやマイケル・ブーブレ、バートバカラックや、テンプテーションズ、マイケル・ボルトン、セルジオ・メンデス等と共演を果たしてきた。現在はライオネル・リッチーのバンドでも活躍している。
サックスは全ての楽器の中で一番人間の声に近い楽器。歌うようにサックスを演奏することを心がけているジェシーJ。彼女によれば、日本のジャズ・ファンの良さはアメリカでも評判だという。よく聞き、熱心に拍手してくれ、とってもジャズの知識も豊富で紳士的な人が多く、とっても親切。なんという褒め上手。
日本で女性のサックス奏者が多いことはとても素晴らしい。小林香織のミュージック・ビデオはとても素晴らしいと強調している。
視聴⇒True Love
彼女の愛用楽器
セルマーのマーク6の10万番台。
マウスピースはオットーリンクのセヴンスター。
リガチャーはセルマー
リードはリコ
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テナー用が2番でアルト用は21/2
ストラップもRICO テナー&バリトン兼用