サックスの3種類のタンギングの練習
タンギングの基本
図が見にくいのでクリックすると大きくなります。タンギングの練習としては
①音の出だしもタンギングをして、舌で マウスピースとリードの隙間を塞ぐんですね。
特に出だしは「ベッツ~~」などと汚い音になりがちです。塞いだらそのまま息の圧力がかかります。スムーズに舌をリリースすることで綺麗な音が出るように練習します。
音の太さもずっと均質になるように練習します。初級者の場合、音の最初が大きかったり、口で強く吹いたりしがちなので
一本の長い金太郎飴を切れる包丁でストンストンと切っていくイメージして均一の音の大きさにします。
何度も言いますが、その金太郎飴をストンと一瞬で切ってやるのがタンギングです。全体からみるとつながっているように見えるけれど、切り口鋭く切るのでまるでつながっているようです。
とにかくリードに舌をベタッとつけないこと。「ペッペッ」などのように聞こえないように。
舌のどの部分を使うかは自由ですが、舌先を使う人もいれば、舌先より少し奥。舌先を下の歯の付け根に置いてタンギングすると、やりやすいという人が多いですね。
今からやる練習では必ずメトロノームを使うように。
タンギングの種類
音を十分に伸ばすというか保つ。一般的なやりかた。できるだけ音量に強弱がつかないようにする。
音を強調するので、音の強さは最初が強い感じですね。
音が裏返らないように注意します。
アンブシュアを締めすぎないように注意します。
音をできるだけ短く切るスタッカート。 音を止める感じです。
歯切れよく「ティッ、ティッ、ティッ」と歯切れよく。
低音で音が裏返らないように注意。
替え指と息継ぎ(’の部分) を入れながら、タンギングをしてみる。
タンギングは、テヌート、アクセント、スタッカートなどでやってみる。
息継ぎはしっかり口を開けるか(下あごを開く)、口を横に開くき腹式呼吸。ブレスの後のタンギングも他と同じ強さでできているかを確認しながらする。
テンポは四分音符 で60~70ぐらいからやってみよう。
替え指(*印)は最も基本的なドシドシです。替えが上手くいかないと「ラ」が入ってしまいます。「ラ」が入らないように最初はゆっくりからやってみよう。