1. ホーム
  2. サックスのための音楽理論
  3. ≫ジャズやロックのルーツとなったブルースをかじってみよう

ジャズやロックのルーツとなったブルースをかじってみよう


スポンサーリンク

ブルースは何とも言えない半音のマイナーな感じが心をアンニュイに滑っていくような感じ

久しぶりに書きます。

今日はブルースについて齧っていることを書いてみます。
そして簡単な小節を吹いてみましょう。 

 

ブルーススケール(音階)は♭3度(♭3rd)♭5度(♭5th)、♭7度(♭7th)のように、  3rd,    5th,   7th  の3音が半音下がった(ブルーノートという) 状態のスケールの事なんです。

分かりづらいですよね。

例えばC長調(ハ長調)のブルーススケールは次のようになります。

 ルート音つまりドを 1 として数えると、ミは3 ファは4 となり ♭がつけば数字に♭を付け、上記のような音階となります。

どんな感じの音階か聞いてみましょう。

Cブルーススケール (全音符)

八分音符にするともっと感じがはっきりします。

Cブルーススケール八分音符   

 4th → ♭5th → 5th の半音の滑るような流れがブルースの感じを出しているんですね。

 

ブルースは12小節が 1コーラスのコード進行ことを言います。

ルート音を とすると、基本は

Ⅰ-Ⅰ-Ⅰ-Ⅰ

Ⅳ-Ⅳ-Ⅰ-Ⅰ

Ⅴ-Ⅳ-Ⅰ-Ⅰ

 これが基本となり色々なキーに当てはめていけば良い
例えばC がルート音だと

C – C – C – C

F – F – C – C

G – F – C – C 

となりますね。

で、実際にジャズ・ブルースではもう少しコードの和音を増やして次のような進行になるように変化させます。

7-7-7-

 Ⅳ7-7-7-

m7-7-7-

 

では最後にC 調でパターンエクササイズをしてみましょう。八分音符で書いてますが、3連符の方が
もっと感じが出ます。

最初はゆっくりやってみましょう。

曲の感じは  cブルーススケールパターン8分音符  

 
 

スポンサーリンク